メネットを送って
河田 弘
去る2月18日、メネット照子が85才の天寿を終え召天いたしました際にはワイズの皆様方のお悔みを頂き、またブリテンを通してのお慰めを頂き誠に有難く心より御礼申し上げます。最近は例会等に出席出来ませんでしたが、永い間温かいお交わりのうちに良い生涯を送ることが出来ました事を厚く御礼申し上げます。
今回のこの悲しみを通して一番教えられました事は、従来、多くの方々のご不幸の場合に、夫々お悔やみのご挨拶等は致しておりましたが、ご本人の気持ちを十分にお察ししておりませんでした事を、今回身に沁みて覚え、大変申し訳なかったと心からお詫び申し上げる次第でございます。
今後、独り暮らしの米寿老人となりますが、引き続きワイズの一員としてのお交わりの中に覚えて下さいますようお願い致します。
尚、葬儀の際に詠んだ「三一の神(かみさま)に捧ぐ」― 妻照子を想う― を紹介させて頂きます。
かなしみが 涙となりて 流れ行く 主よ示しませ わがあゆみ路を
みふみ(聖書)読み 祈りささげて 六十年 わが妻照子に 永遠(とわ)のやすきを
さくや(昨夜)まで 共に祈りを 捧げしに 今日は静かに われを見守る
まごころを 込めて愛せし わが妻を 主ようけたまえ 永遠(とわ)のすみかに