2004年7月アピール: 新年度のスタートに想う

会長 山本 和

 東京クラブ会長としてスタート台に立ちました。責任の重さを改めて感じていますが、これまでの良き伝統や築き上げてきた資産を大切にしながら新たな気持ちでいきいきとしたクラブづくりに微力ながら力を尽くしたいと思います。
 東京クラブを取りまく環境には、長年親しんだ神田会館の閉鎖にともなう例会場の変更やメンバーの高齢化などなかなか厳しいものがありますが、私は昨年度の田中博之会長の基本方針を引継ぎ、このようなチャレンジの時にこそ、クラブの伝統に思いを致しつつ、ワイズの原点に立ち戻って「奉仕活動を通じてYMCAの活動を支援する」元気なクラブ作りを着実に進めたいと思います。
 昨年度の目標に据えたCS事業の強化、広い学びの充実、例会と役員会の活性化などの推進を通じて、若い人たちや新たなメンバーにとっても大いに魅力あるクラブ活動を展開していきたいと願います。そのためにはクラブの構成員が義務感からではなく各々の持ち味を生かして隣人愛の精神を実践に移し、奉仕の喜びを周囲に伝えて行こうという、前向きな気持ちが何よりも大切です。
 ワイズの組織運営の枠組みを生かしながら、奉仕が、そして交わりとクラブライフが内容ある楽しいものとなるように皆様と力を合わせたいと思います。