2月CS・TOFナイト例会報告

書記 長澤 弘

日時:2007年2月13日18:30〜20:45
会場:東京YMCA東陽町センター視聴覚室
 2月例会は、TOFナイトでありディナーはない。ユースの佐山さんのアレンジでホワイトバンドの林達雄氏のスピーチがあるということもあり、前回に引き続きユースの出席が多かった。今回は鈴木文雄君の入会の日であり、長谷川東新部長立会いのもと厳かに入会式が行われ、鈴木メンからは力強い入会の意思が表明された。


[鈴木文雄君の入会式]

 次に今回のもう一つのイベントである次期会長、副会長の選挙が行われた。会長には中村メンが、副会長には同じく長澤(山)メンが圧倒的な多数で信任された。両名からは喜んで引き受ける旨の決意表明がなされた。
 ゲストスピーチは、ホワイトバンド運動の提唱者でありNPOアフリカ日本協議会代表の林達雄さんである。演題は「ほっとけない世界の貧しさ〜ホワイトバンド運動の意義」。はじめにエチオピアの飢えている村で一握りの小麦を振舞ってもらったという感動的なエピソードが紹介された。やさしさに報いられる人間になりたいというのがホワイトバンドの原点である。
 エイズ治療薬があるのにWTOの規定で模倣薬が禁止されており与えることができない。しかし、ブラジルでは政治と市民のパワーでアメリカの圧力に負けず自分の国で薬を作って子供に配ることができた。みんなが声を出せば変わる。日本は政治的に貧しい国だが、日本が変われば世界が変わると考えて、「ほっとけない世界のまずしさ」と名づけてアドボカシー活動を行っている。2000年に世界の指導者が集まって2015年には世界の貧困を半分にしようとの宣言がされたが、我々はそれぞれの国で公約を守れと政治に向き合っている。成果はODAが増えたり、ホワイトバンドが450万本売れたことだ。この活動を通じて多くの人が世界の貧しさを知った。今では日本も捨てたものではないと考えている。続いてユースからも活発な質疑がおこなわれ、議論が弾んだ。

[出席者]
メン=上原、興津、黒岩、郡山、迫川、佐藤(謙)、佐藤(茂)、庄司、鈴木、田中(博)、茅野、辻村、長澤(山)、長澤(弘)、中村、古屋、細川、松田、松本(良)、持田、山中、山本、吉岡(23名)。
メネット=磯田、黒岩、郡山、田中(直)、辻村、松本(倫)、山本(7名)。
ゲスト=林達雄(ゲストスピーカー)、田所悦子、柳原みゆき、依田まゆみ(YMCA)(4名)。
ユース=佐山浩子、渡辺大輔(東京ワイズユースの会)、竹内杏那(ICU)、松尾悠、太田昌幸、浦添求道(山手学舎)、亀乃園祥平、遠藤円香、渡辺恵、清水麻乃、毛塚由佳里、西本優紀、木村えりさ(横浜Y3)、久米裕子、馬歓歓(学習院)(15名)。
ビジター=宮村暁、宮村智子(横浜つづき)(2名)。計51名。
メーキャップ=佐藤(一)(1名)。