2008年2月アピール: TOF(タイムオブファスト)を考える

CS委員長 松本良三

 今年度も2月例会は、東日本区の強調月間と同じTOFナイトです。
 TOFの目的は、世界の飢餓に苦しむ人々を覚えるため、ある月のクラブ例会の食事を抜きにしてその分の金額を国際に集め、その年度に定められた支援目標に捧げることであり、途上国で民生向上のために苦闘しているYMCAが世界YMCA同盟を通じて給付を申請し、これを評価・選定委員会で審議し、国際議会で支援先、給付額を決定しています。
 この基金使途を2006−2007年度についてみると、ブルガリアYMCA:YMCA青少年会館の建設、アフリカ・シエラレオネYMCA:農業開発プロジェクト、エチオピア・トーゴYMCA:HIV/AIDS 啓発プロジェクト、チェコ共和国YMCA:HIV/AIDS 予防プロジェクトなど、継続8件、新規6件、合計14件のプロジェクトが進行中です。尚、上記でも AIDS 関連が多かったように。2005年−2010年の新規プログラムは、原則として、UGP[STOP! HIV/AIDS プログラム」に支給されます。尚、この基金は、1973年−2007年で441万ドルが使われています。
 このように、基金の使途に変化が見られても、困難の中にある世界の人々に、その地域のYMCAを通じて支援するということの意義を覚え、例会にご出席下さい。