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2024-2025年度

東日本区理事方針

2024-2025東日本区理事 山田公平
 
理事主題:「ワイズの方向性を見極める」"Our Future Direction"
スローガン:「ユースエンパワーメントをYMCA と共に」“Youth Empowerment”

理事の考え方のポイントを説明します。

質問:理事の次年度方針はユース中心。東日本区内のクラブの中にはユース活動をしていないクラブも多い。そこに疑問を感じる。

理事の意見:次年度の理事方針は、「ワイズの方向を見極める」としています。ユースエンパワメントをワイズの看板プログラムにすることが、長い目で見てワイズ再興のきっかけとなるのではと考えています。そのためにワイズ運動は、若い人たちの未来の成長(エンパワメント)のためになっているという実感を持てるようにすること。「ワイズは何をしている団体か」を誰もが感じられるようにすることが、より若い世代(ユースの親世代)の関心や参画を得るきっかけになるようにと考えています。ユースアクションはその一つですが、もっと多くの地域でこの活動が生まれるようにするためには、ワイズ側に資金力とYMCA や地元の団体との協力強化が必要になります。ワイズと言えば、ユースエンパワメントをしている団体を目指していくきっかけを作ります。

2.質問:理事はじめ役員の多くが2 年継続している。役員任期2 年制がこれからのワイズの原則になるのか?

次の役員のなり手がない中、さらに負担が大きくなるのでは。

理事の意見:今年度もあと1 か月弱となり、今年できた事より、出来なかったことが多いように感じます。また、今年の目標をやりながら、修正してこうすればできると感じることもあります。これが2 年任期なら、もっと形にできそうな気がします。同じことをマニュアルや定例のカレンダー通りにしてきたのが1 年任期のワイズの在り方で、その在り方を見直す機会になっています。多くの理事スタッフ、事業主任など役員も継続しています。いわば、実験的取り組みです。次次期理事の山下さん(十勝クラブ)も同じく2 年はやるという気持ちです。これが何かを変えるのではないでしょうか。やってみてわかることかも知れません。うまくいくことが分かれば、制度として検討するのは数年後の課題になるのではないでしょうか。

3.質問:予算にあるサポート募金(120 万円)には、しっかりした計画性がないのでは?

理事の意見:この5 年間の東日本区の決算を見ると、単年度の赤字が約200 万円ずつ出ています。この年度も、同じくらいの赤字となり、来年度には繰越金がマイナスになる可能性があります。会員の減少、為替が円安続きで、国際に収める額が全体の4 分の1 程度から2 分の1 程度になっており、収入が減り続け(会員減少)、支出が増えています(為替相場による)。急に区費を上げるより、次年度は財政支援献金を120 万円予算化し、役員会とうの交通費補助額と役員活動費補助を約半減することも同時に行います。どうやって120 万円の財政支援献金(サポートファンドと呼ぶ)を具体的に集められるのか、さらに検討を進める必要があります。個人でも、クラブ単位でも、様々な形でこのサポートファンドへの協力を仰ぐことになります。また、ユース活動がさらに強化されることによってそれを支援する寄付や助成金を積極的に追及する道も生まれてくることを期待しています。寄付を得やするするためには公益法人化も検討する年にしたいと考えています。




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