2008年6月アピール: 歳月人を待たず

会長 中村鐵五郎

 若かりし頃、先達より「年を重ねるごと年々坂道を転がるように一年が早くなる」という話を興味深く聞いたことがあります。今、それを実感しています。一年という年月は刻々に過ぎ、振り返ってみますと、全て昨日の如き感がします。
 一年間、一隅を照らす≠フテーマの下、活動を展開してまいりましたが、役員のみなさんはもとより会員一人一人のご協力により無事に次期長澤山泰会長へ引継ぎできますことを感謝致します。
 何を課題とし、何が達成されたか、を三思しますと、どう取り組んだかという以上に、つくづく巡り合わせの運というものに感謝せざるをえません。
 今年度は認証団体としての「ユースクラブ」の設立を目標に掲げましたが、当クラブのここ数年の準備と「ユースクラブ」を東京にと期待される熱い流れが今年度の実現に至ったものであります。又、クラブメンバーの若返りを年来の課題としていましたところ、今年度、極めて若いメンバーの入会を得たことはクラブにとって望外の喜びとなりました。これも、年来の東京クラブの着実な活動と運営、充実した例会の有り様などが入会の誘因になっていると思うところであります。
 一年を通じ、会員のみなさんのクラブに対する熱い思い入れを感じました。ご協力、有り難うございました。